イクメンパパを目指す薬剤師ブログ

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お薬について

湿布の上手な剥がし方教えます。

投稿日:2017年5月4日 更新日:


湿布を剥がす時に痛くありませんか?

「腰が痛い~」、「肩が痛い~」といって病院で処方してもらった湿布薬貼っているときは快適なんですが
いざ剥がそうとすると皮膚に強くくっついていて痛い~ってことありませんか?

湿布にもいろいろな種類があります

処方で使われている湿布薬は大きく分けると3つのタイプに分類されます。

パップ剤:いわゆる昔ながらの白い厚みのある湿布薬
水分が多く含まれているので貼るとひんやりとして気持ちいいです。
粘着力は強くないので、膝とか肘とか関節に貼ると結構剥がれます
専門的な言い方をすると、水溶性高分子を主たる基材(粘着剤)構成成分としている事が多い。
具体的商品名:ロキソニンパップ、モーラスパップ、セルタッチパップ、アフィードパップなど○○パップという名前です。

テープ剤:最近よく使われている湿布
関節とかでも剥がれにくいのでよく処方されています
こちらも専門的な言い方をすると、親油性高分子を主たる基材構成成分とする事が多い。
具体的商品名:ロキソニンテープ、モーラステープ、ヤクバンテープなど○○テープという名前です。

その他:上記のパップ剤とテープ剤の中間のような湿布で
パップ剤のように白っぽい見た目をしているものの
パップ剤よりも薄くテープのような厚みの湿布薬
水分を含むので冷やす作用もあるし、テープのようにつきがいいので剥がれにくいです。
具体的商品名:モーラスパップXR


実はそのほかにもありますがあまり処方されないので割愛します。

剥がす時に痛いのはテープ剤

剥がす時に「痛い!」って感じるのはほとんどの場合テープ剤だと思います。
関節とかでも剥がれにくいだけあって、皮膚の柔らかいところ(二の腕など)に貼っていて剥がそうとすると
皮膚が伸びるくらい剥がれない
無理矢理に剥がそうとすると涙が出てくるくらい痛いです。

患者さんに伝えているアドバイス1

実際に患者さんにアドバイスをしている方法を紹介します。
ずばり「水」を使うことです。
一番効果的なのは、湿布を貼ったままお風呂の浴槽に入ったり
直接シャワーをあてて湿布を濡らしてから貼がすと痛みが少なく剥がせます。

患者さんに伝えているアドバイス2

濡らしてから剥がすのは分かったと思うけど
「職場で剥がしたいんだけど」とか「夜、湿布を貼って朝には剥がしたいんだけど」っていう声もあります。
流石にお風呂やシャワーを浴びることは難しいですよね?
そういうときには「蒸しタオル」「濡れタオル」「ウエットティッシュ」などで湿布を濡らすだけでも効果はあります。
ただ、アドバイス1でお伝えした方法よりも効果は落ちるので
ゆっくりと時間をかけて湿布を湿らせてから剥がすのが効果的

メーカーも推奨しているやり方

湿布を販売しているメーカーさんも推奨しています。

(祐徳薬品ウェブサイトより)

また、剥がす方向も上に引っ張るのではなく、皮膚に沿って折り返すように剥がすと痛みが少ないと言われています。
これも試してみてね~

剥がした後にはしっかりと保湿

湿布を貼がしたら保湿のクリームなどでしっかりと肌をいたわってあげましょう。
剥がしたばかりの状態だと皮膚の表面があれています。
市販のクリームで構わないので塗りましょう。

是非とも上手に湿布を使って快適な日常を送りましょう~

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